こんにちは、TETSUです。
私は前までスペインのセビージャという町で暮らしていました。
現在は、日本で生活をしています。
スペインではスペイン語が日常言語として話されています。
私はスペイン語がほとんど話せない状態でスペインに行き、相当苦労した結果、そこそこはスペイン語が話せるようになりました。
そして、スペインの「サッカー監督ライセンス」が取得出来たほどまではスペイン語の能力も向上できました。
しかし、日本に帰国して生活をしていると、スペイン語を使う機会が極端に減ります。
前まで働いていたサッカーアカデミーなどではスペイン関係の職場ということもありまだスペイン語を使っていましたが、それでも日常的にスペイン語を使う機会は減ります。
そうすると、スペイン語を忘れてきてしまいます。笑
恐ろしいスピードでスペイン語のレベルが低下してしまうのです…
あんなに頑張って勉強したのに…と悲しくなる程に。笑
なので、スペイン語を忘れない為に工夫をしないといけません。
そこで、自分が日々やっているスペイン語を忘れない為にやっている事を6つご紹介します。
1.独り言をスペイン語にする
まずは、スペイン語との距離を近くする為に独り言をスペイン語で言うように心がけています。
スペイン語が頭に出てきて、パッと言えるようにする為です。
普段の生活だと、日本語の文字を見て、日本語を自然と聞いて、日本語での返答をするので日本語のみに慣れてしまい、スペイン語との関わりがないので、日常生活から少しでもスペイン語を思いつきやすくするのです。
これは、とても良いスペイン語のトレーニングになっています。
「こうやってスペイン語が上達した」の記事でも書きましたが、頭の中で「日本語→スペイン語」の翻訳をする作業が早くできます。
独り言をスペイン語にしていると、パッとスペイン語のフレーズが出てくる事が多く、良くも悪くもそれが癖になっています。
また、日本にはスペイン語を話せる人が多い訳でもなく、自分の言っている事を理解できる人も少ないので、道でもそこそこの声量でスペイン語を言えます笑
2.字をスペイン語にする
独り言をスペイン語にして、スペイン語をすぐに思いついて言う事に慣れてきます。
そして、スペイン語を言って、書く事に慣れる為に、私はメモなどをスペイン語で書くようにしています。
簡単な自分用のメモなどを取る時は、意識してスペイン語を使っています。
スペイン語を口に出して話している時には、多少文法や単語を間違えても流れと勢いで進められてしまう事もあります。
(日本語でもあるように、会話の中だとそのまま言い直せば間違えたことを訂正しやすいのと、同じ様な感じです。)
ですが、書く時には訂正がしにくいので、書く前に自分の頭の中である程度整理して考えて、書く事をまとめなければいけません。
スペイン語の綴りにも注意できます。
私はサッカー指導者として働いていますが、サッカーの練習メニューを書く時もスペイン語で書いています。特にサッカー用語ですと日常の生活ではあまり使わないスペイン語のサッカー用語もありますし、自分はこの分野に進んでいくからです。
これは、自分がスペインで暮らしていた時から、スペイン語の勉強の為にやっていて、今でも続けています。これは自分にとってとても良い習慣になっています。
ですが、スペイン語には長い単語もあり、日本語よりもスペースを取る事もあるので、そんな時は漢字で書いています。
3.スペイン語を聞く
スペイン語を言うことも、書くことも、日常生活の中で特に手間なく出来ることです。
スペイン語を聞くことも同じです。
スペイン語の歌を意識して聴いていた時期もありますが、自分はそこまでスペイン語の曲が好きではないのですし、あまりにもリラックス出来ず、自分には合っていないと感じるので、今ではたまにしか聞きません。
そこで自分が聞いているのは、趣味にあっている動画を見ること。
スペイン語が使われているサッカーの動画です。サッカー選手や監督のインタビュー動画や、試合レビューや分析の動画など…
スペイン人の会話など、話すスピードは本当に早く、慣れていないと全て聞きとるのは困難です。なので、日本にいても定期的に聞くことが重要だと思います。
更に、自分のいたアンダルシア地方のセビージャなどは、訛りが強いスペイン語を話します。
一般的なラジオなどだと興味がなくて聞く気になれなかったり、止めたり巻き戻したりするのが面倒な場合もあります。
ですが、自分の興味があるものの動画だと、頑張って聞こうと思え、モチベーションが維持でき苦にもなりません。
サッカー用語は少し特別なものもあるので、そのサッカー用語を聞く為にも、サッカーの動画などは意識的に見ています。
また、自分の好きなサッカーチームであるセビージャの応援歌は、よく聞いています。(笑)
友達に言ったときには引かれましたが(笑)、凄くテンションも上がるので。
下の動画は、私の好きなセビージャのSD。世界的に有名なモンチさんの話です。こんなのを聞いています。
4.勝手にスペイン語に翻訳
スペイン語を話すときには、「日本語→スペイン語」・「スペイン語→日本語」の工程を頭の中でする時もあります。
会話に慣れてくると「スペイン語→スペイン語」で考えられますが。
ですが、自分の言いたいことや考えは、慣れている日本語で最初に思いついてしまうので、「日本語→スペイン語」の工程を頭の中で行うトレーニングをしなければいけません。
そこでやっているのが、自分で勝手に翻訳をすること。
その内容とは、他の人が話をしている時に、その人が言っていることをスペイン語に翻訳することです。
もちろん、誰かと2人で会話をしている時などにはそんな余裕はないので、誰かが何人かに向けて話しているときに、「スペイン語だったらこう言う」ということを頭の中で勝手に言っています。(少しは声に出てしまっているかもしれませんが笑)
早く訳していかないとどんどん話が進んでいけないので、スピードも自然と早くなりますし、自分ではあまり言わない単語や言い回しをスペイン語で考えることになるので、良いトレーニングになっているなと感じます。
5.すぐに調べる
自分は、なるべくスペイン語を見るように、自然と見られるようにしています。
TwitterやFacebookでも、スペイン関係の記事や投稿を見られるようにしていますし、インターネットからスペイン語で検索したりすることもあります。
そんな時に、出てくるのが知らないスペイン語の単語…
それらを見つけたときには、すぐにこまめに調べるようにしています。
単語以外にも、別の意味で使うことのある熟語・成句も、使ったり聞かないとわからないので、よく調べるようにしています。
自分が使っているスペイン語の辞書は、スマホアプリの2900円の「ポケプロ和西辞典」というもので、有料ですがとても使いやすい。
ブックマークという機能で、調べて忘れたくない単語をチェックして管理できたり、例文や類語なども調べやすくなっているので。更に、オフラインでも使える優れもの。
スペインで生活をしているときから愛用しています。
6.日記を書く
1日の最後にスペイン語で日記を書いています。
これは、スペインでトレーナーをしている人がスペイン語の勉強のためにやっていると聞いたので、自分も真似して最近やり始めました。
その日に起こったことをこと細かく書くので、スペイン語の勉強としてももちろん良いです。
また、自分の目標や人生についても冷静になって考えるような時間になります。
さいごに
他の方法としては、自分の携帯を日本語からスペイン語に設定を変えた事もあります。
スペイン語を目にする機会が増え、とても良い勉強になっていましたが、アップデートの説明などのややっこしい説明が全てスペイン語になって、訳分からなくなったので、日本語に戻しました。
普段から意識的に色々とやっているつもりですが、それでも日本はスペイン語を使わなくても生きていけてしまう。
日本は日本語だけしか使わずに生きていけてしまう国なので、スペイン語と触れる機会が減ってしまいます。
「スペイン語を勉強する」ことが目的になると、あまりモチベーションも上がりませんし何のために勉強をしているのかと意識も下がります。
重要なのは、目的を設定し明確化することだと思います。
それは私がスペインで生活を始めた18歳のときから感じました。
私の場合ですと、「スペインで最上級のライセンスを取得すること」が目的なので、「スペイン語を勉強する」ことは、目的ではなくて1つの過程です。
過程なので、“やりたいこと”ではなくて、“やらなくては話にならないもの”です。
このような考え方はモチベーションを上げる上でも大切だと思いますが、日本にいるとギャップもあり見失いそうになることもあります。
私は、昔勉強していたスペイン語のノートやライセンス学校のノートを見ると、自分の目標をしっかりとイメージでき、モチベーションも上がります。
自分のスペイン語のレベルにはまだまだ低いと思っていて全く満足していません。
スペイン語の単語などが出てくるスピードが遅くなっていると感じることも多いので、もっと勉強しないといけないですね。
ご覧いただきありがとうございました。
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