こんにちは、TETSUです。
私はスペインのセビージャという町に住んでいました。
海外のスペインに住んでいて、スペイン人などの外国人の人たちと話をしていると、嬉しいことにも日本に興味を持ってくれる人も多く、日本について様々な事を聞かれる事も多いです。
ですが中には、日本人にとってはごく当り前で誰でも知っているような事や、日本人の私でも分からない事を外国人から聞かれることもあります。
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レベル1
こんな感じの質問は、よく言われます。
子供から言われるならまぁしょうがないとも思いますが、時々大人からもそのような事を言われますので、その時は流石に少し驚きますね。
「海外で受けた日本人差別。スペインでの差別体験とアジア人という印象」でもご紹介しましたが、スペイン人や外国人の方で、中国や日本をまとめて「アジア人」と捉えている方もいますので、そのような区別の認識をしていないのでしょう。
アジア諸国という事で外国人の人たちは見分ける事が難しい気持ちは分かりますが、中国と日本の場所も全く分かっていない人も少なからずいます。
日本と中国の違いと言っても、国自体が異なり文化も全てが違うので説明が面倒臭いです。
なので、そんな時に私は、
などと言っています。
中国と日本では、話す言語が同じだと思っている人や、顔に区別が無いと思っている外国人も多いです。
レベル2
と1度だけ聞かれたことがあります。
「日本に侍はいるの?」などと外国人から聞かれる事は少なくはないですが、日本の王様の王冠についてなんて意外な角度からの質問で、外国人の疑問に思う視点や考えは面白いなぁと思いました。
確かに、欧州の昔の王様は、王様の象徴でもある王冠をつけているのが当り前なので、日本の将軍を見て不思議に思ったのでしょう。
こればかりは「文化の違いだよ」としか言えませんでした。
そこに付け加えて、「日本は島国で、外国からの文化が伝わりにくく、技術も劣っていて、独自の文化だから」などとも言いましたが、あまり納得はしていないようでしたね。
レベル3
と、スペイン人に1度だけ聞かれたことがあります。
スペインで3月から4月に行われる、「セマナ・サンタ」という大事なお祭りの際に、私を招待してくれた人のお家で食事をしていました。
その時に1人の女性が、
と私に言ってきたのですが、それに対して私は、
と答えたのですが、それによって、
と言われてしまいました。
私は別に日本の歴史について詳しくありませんが、堂々と「日本人は全員子供の時に勉強をした!」と伝えてしまったので、後には引けなくなってしまいました(笑)。
もちろん何年も前に勉強をしただけなので、ほとんど覚えていません。
恐らく、そんな日本人の方が多いと思いますが…
その食事をしている人全員が静かになり、私の話を聞こうとしてしまったので、
「日本で最初の女性の王様で、中国と日本を行き来して、島国で他の文化が来にくかった日本に中国の文化を広めた日本で重要な人物」
などと、少しずつ説明を付け加えながら、覚えている日本の歴史の知識を掘り起こして一生懸命に伝えました(笑)。
流石に、スペイン人に卑弥呼についての話しを聞かれるなんて思いもしなかったので、事前に準備をしておく事もできなかったです。
日本人として、日本の歴史や知識はしっかりと勉強をしないといけないと感じました。
海外に行って、外国人と接する機会のある人は、このような知識を復習してから行ったほうがいいかもしれません。
ご覧いただきありがとうございました。