スペインは、治安的にもそこまで危なくない国だと思います。
首都である、マドリードやバルセロナではスリが多いとも聞きますが、私のいるセビージャという町は、そこまでスリが多い訳ではありません。
日常的にスリが多くはないとは言っても、危険な地区だったり夜の道だったりではもちろん危ないです。
もちろん日本よりは安全ではありませんので、日本と同じ感覚で生活をしていたらすぐに荷物などはなくなるでしょう。
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セビージャのスリ事情
海外旅行などで海外の国に行く際にも言えることですが、しっかりと警戒をして無防備な状態でなければ、何かが起こる可能性は少ないと思います。
「備えあれば憂いなし」といった感じでしょうか。
セビージャでも、道を歩いていた男性が荷物を落として気づかず歩いていたら、その後ろにいた若い男性が、その落とした物を男性に渡す光景も見たことがあります。
スペインではそのような優しい人も多いです。
特に昼間では、セビージャで大胆にスリをしている人は、ほとんどいない印象です。
ですが、夜だったり、少し薄暗く人通りの少ない道だったり、無防備にカバンを持って歩くのはもちろん危ないです。
また、明らか観光客のような人やアジア人の場合はスリにも狙われるので気をつけた方が良いでしょう。ヨーロッパの他の国でも、観光地にはスリはたくさん集まります。
恐らく、私なりにしっかりと警戒をしているからだとも思いますが、私は今までスペインで物が無くなった事や危ない経験をしたことはありません。
お金を盗まれた経験はありますが、そのケースは少し特殊だったので、その内容に関してはまた後日改めてブログの記事にしようと思います。
よく盗まれるのは自転車
スリというと、カバンや財布や携帯電話などをイメージする方が多いと思いますが、スペインでよく盗まれるのは「自転車」です。
町中に無防備に置いていたら、すぐに盗まれるでしょう。
セビージャの町中にも、自転車用の道や自転車を止めるスペースは沢山ありますが、しっかりと鍵をかけて固定していないと、簡単に持って行かれてしまいます。
私の自転車用には、鍵を2つ用意しており、駐輪する際にもしっかりと2つ付けています。
また、スペインでは「自転車のサドルだけ」、「自転車のタイヤだけ」などだけを盗まれる
事も多いです。セビージャの町中でも、サドルやタイヤが取られて、自転車の骨組みだけになって駐輪してある自転車をたまに見かけます。
私の自転車も、サドルは別の鍵で常に固定しているので、計3個の鍵を付けている事になります。
例え鍵を沢山付けていても、長時間外に止めていたり、夜に自転車を外に止めていたりすると、鍵を壊されて盗まれるので自転車を長時間駐輪してはいけません。
また、日本ではカフェなどで荷物を置いて席取りをしている人も多いですが、スペインでそれをやるとあっという間に荷物が無くなります。
海外では当たり前ですが、スリの可能性がある行為やスリの標的にされそうな行為は一切するべきではありません。
常に警戒をしていることに越したことはないでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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