スペイン人にとって大事なセマナ・サンタとは。セビリアでの聖週間

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セマナ・サンタsemana santa)とは、1年に1度スペインの各町で行なわれる大事な行事ごとで、日本では聖週間とも呼ばれます。
宗教にまつわるお祭りの中でも、最も大きく大事なお祭りです。

特に私のいるセビージャという都市のセマナ・サンタは、規模も大きく観光客にとっても見応えのあるお祭りです。

歴史も深く伝統のあるセマナ・サンタは、スペイン人にとっては大切なお祭りです。

セマナ・サンタ(聖週間)とは

セマナ・サンタとは、その名の通り「セマナ=週」1週間行なわれます。

春分の日の後の最初の満月の日がイエス・キリストの復活した日になっており、イエス・キリストの復活日前の1週間の期間にセマナ・サンタは行なわれ、大体毎年3月下旬頃から4月上旬頃です。

セビージャでは、セマナ・サンタの2週間後にセビージャの春祭り(feria de abril)が行なわれます。

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2018.05.06

セマナ・サンタでは、協会にあるキリスト像とマリア像が別々にPASOパソ)と呼ばれる大きなお神輿のような台に乗せられ、信者達によってそれらが運ばれます。

そのパソの行進の周りには大勢の人が集まり、皆懸命な趣でマリア像を見ています。

とても重いパソは1つにつき40人前後でゆっくりと運ばれ、そのパソと共には巡礼者の列が続いています。

ナサレノスは頭全体を覆っているトンガリ帽子を被っているために、日中の暑い日の行進の際は中に入っている人にとってはとても暑そうで、少し辛そうに見えます。

セマナ・サンタの前から、行進や音楽隊の練習をしている人は多く、セマナ・サンタの1週間は学校も会社も休みになります。

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セマナ・サンタ(聖週間)の歴史

セマナ・サンタの原点であるキリストの死から、何世紀も進められてきているのがセマナ・サンタです。もちろん現在のセマナ・サンタは時代によって少しずつ変わっています。

いつもは陽気で楽しそうに過ごしているスペイン人でも、マリア信仰の人が多い事もあり、セマナ・サンタの時は皆真剣な様子になり、パソが通る時にはそこにいる大勢の人が静かにパソを見つめています。

夜中から始まる行列の際には、例え寒くても大勢の人が道に残ってパソがやってくるのを待っています。そして、パソがやって来ると静寂になり、サエタと呼ばれる伝統的な曲が伴奏なしで歌われ、そのサエタを人々は静かに聞き、その後のパソが進んでいく光景を眺めています。

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さいごに

いつもの町の雰囲気とは異なる、セマナ・サンタの時の独特の町の雰囲気からも、スペイン人のセマナ・サンタに込める思いが伝わるでしょう。

セマナ・サンタのパソ通る日程や道については、インターネットから公式のルートマップで確認することも出来ますし、ホテルや観光局で無料のパンフレットを貰って確認する事も出来ます。




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