こんにちは、TETSUです。
スペイン人は、よく冗談を言っています。
日常的な会話の中でも、よくジョークを言い合って笑いながら楽しんでいるのはスペイン人らしいのですが、時々それが冗談なのかどうか分らない事もあります。
また、「それが冗談じゃなければいいのになぁ」と思う事もあります。
今回は、そんな感じのゆるいお話しです。
サッカーコーチングスクールで…
「スペインのサッカーコーチングスクール、監督養成学校での最初の衝撃」でもご紹介しましたが、私の行っていたスペインのサッカーコーチングスクールの同じクラスには、スペインサッカー・リーガエスパニョーラの1部の内の1つのチーム、「レアル・ベティス」のカンテラ(育成年代)でプレーをしている選手や、ベティス女子のトップチームの選手がいました。
既に数ヶ月前の話になりますが、そんなある日、いつも通り授業が行なわれ、休み時間になりました。
スペイン人は、休み時間になるとしっかりと休みます。
当たり前のことに思えますが、日本人は学校などの休み時間でも実習をしていたりする人もいますが、スペインでそんな人はあまりいません。
どんな状況でも上手くサボっているように、休む時はしっかりと休みます。
なので、多くの人が休み時間になった瞬間に、速やかに教室から出て行きカフェや売店に行くのです。
ですが、私はよく教室に残って、その授業の復習などをしていました。(もちろん気分転換に他の人達とカフェに行く時もありました。)
そして、その日も私は教室に残っていたのですが、顔を上げて教室を見ると、たまたまベティスに所属している3人も教室に残っていました。
そこで、4人で話をする機会がありました。
というような感じで話しをしていたのですが、そこでベティス女子のトップチームに所属している日本人選手で、元女子サッカー日本代表のGKである山根恵里奈選手のお話しになりました。
TETSUが代わりにプレーをするか、通訳でベティスに来て欲しいくらいだよ(笑)
と言われました。
スペイン人らしい冗談だとも思いますが、「冗談でなくて本当に通訳としてやらせてくれないかぁ」と思いました。
ですが、スペイン人らしく話はそのまま高スピードで進んでいきましたし、紹介してくれる事はまだしも彼女に決定権などはないので難しいと思います。
でも、「しつこく聞いたりお願いしたりしていたら、何かの流れで上手く行く事もあったかも…」などと考えると、今でも少し後悔をしますね(笑)。
あと残っている問題は、私がベティスのライバルチームである、セビージャのファンだという事くらいです(笑)。
ご覧いただきありがとうございました。