スペイン語を忘れない為の6の事。日本でも出来る語学の勉強方法

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こんにちは、TETSUです。

 

私は18歳の頃からスペインのセビージャという町で単身暮らしていました。

私はスペイン語がほとんど話せない状態でスペインに行き、相当苦労した結果、なんとかスペイン語が話せるようになりました。

そして、スペインの「サッカー監督ライセンス」が取得出来たほどまではスペイン語の能力も向上でき、

更に、日本のプロサッカークラブで、スペイン語の通訳者として仕事もさせていただけるほどまでのスペイン語レベルまで達せました。

ですが、スペインでの生活に一区切りがついて、日本に帰国して生活をしていると、スペイン語を使う機会が極端に減ります。

通訳の仕事をしていた時や、前まで働いていたスペイン関係のサッカーアカデミーなどでは、スペイン関係の職場ということもあり少しはスペイン語を使っていましたしが、

それでも日常的にスペイン語を使う機会は減ります。

そうすると、スペイン語をものすごい勢いで忘れていってしまいます。笑

恐ろしいスピードでスペイン語のレベルが低下してしまうのです…

あんなに頑張って勉強したのに…と悲しくなる程に。笑

なので、スペイン語を忘れない為に、色々と工夫をしないといけません。

そこで、私が日々やっているスペイン語を忘れない為にやっている事を6つご紹介します。

海外生活の面白い体験談!スペインで失敗して恥をかいた笑える経験!

2018.12.04

1.独り言をスペイン語にする

まずは、スペイン語との距離を日頃から近くする為に、独り言をスペイン語で言うように心がけています。

スペイン語が頭に出てきて、どんな状況でもパッと言えるようにする為です。

普段の生活だと、日本語の文字を見て、日本語を自然と聞いて、日本語での返答をするので無意識に日本語のみを使ってしまい、スペイン語との関わりがないので、日常生活から少しでもスペイン語を思いつきやすくするのです。

 

これは、私自身とても良いスペイン語のトレーニングになっています。

こうやってスペイン語が上達した」の記事でも書きましたが、頭の中で「日本語→スペイン語」の翻訳をする作業を行うことができます。

独り言をスペイン語にして生活していると、パッとスペイン語のフレーズが頭の中へ出てくる事が多く、良くも悪くもそれが癖になっています。

また、日本にはスペイン語を話せる人が多い訳でもなく、自分の言っている事を理解できる人も少ないので、道でもそこそこの声量でスペイン語を言えます。笑

 

2.字をスペイン語にする

独り言をスペイン語にして、スペイン語をすぐに思いついて言う事に慣れてきます。

そしてスペイン語を言った後に私がやっているのは、書く事に慣れる為に、日々書いているメモなどをスペイン語で書くようにしています。

簡単な自分用のメモなどを取る時は、意識して積極的にスペイン語を使っています。

スペイン語を口に出して話している時には、多少文法や単語を間違えても流れと勢いで言い直してしまう事もあります。

(日本語でもあるように、会話の中だとそのまま言い直せば間違えたことを訂正しやすいのと、同じ様な感じです。)

ですが、書く場合では訂正がしにくいので、書く前に自分の頭の中である程度単語や文法を整理して考えて、書く事をまとめなければいけません。

スペイン語の難しい綴りにも注意できます。

 

私はサッカー指導者として働いていますが、サッカーの練習メニューを書く時もスペイン語で書くようにしています。

特にサッカー用語ですと日常の生活ではあまり使わないスペイン語のサッカー用語も多くありますし、私はこれからもこの分野を仕事して進んでいくからです。

これは、自分がスペインで暮らしていた時から、スペイン語の勉強の為にやっていて、日本で生活している今でも続けています。

これは自分にとってとても良い習慣になっています。

ですが、スペイン語には長い単語もあり、日本語よりもスペースを取る事もあるので、そんな時は漢字で書くようになどと使い分けるようにしています。

 

3.スペイン語を聞く

スペイン語を言うことも、書くことも、日常生活の中で特に手間なく出来ることです。

スペイン語を聞くことも同じです。

 

聞くと言われるとスペイン語の音楽をイメージすると思います。

私もスペイン語の歌を意識して聴いていた時期もありますが、

私はそこまでスペイン語の曲が好きではないのですし、あまりにもリラックス出来ず、自分には合っていないと感じたので、今ではたまにしか聞きません。

 

そこで私も日々していてオススメなのが、自分の趣味にあっている動画を見ること。

私の場合はスペイン語で音声の入っているサッカーの動画です。

サッカー選手や監督のインタビュー動画や、試合レビューや分析の動画など…

スペイン人の会話は、話すスピードが本当に早く、慣れていないと全て聞きとるのは困難です。

なので、日本にいても定期的に本場の話しを聞くことがとても重要だと思います。

また、音楽の場合だと、J-POPと同じで文法がぐちゃぐちゃな場合も多く、リスニンングの勉強にはなりにくいので、

実際の会話などの動画の方が参考になりやすいと言うメリットもあります。

更に、私の生活していたスペイン,アンダルシア地方のセビージャなどは、訛りが強い少しクセのあるスペイン語を話すので、その練習にもなります。

 

一般的なラジオなどだと興味がなくて聞く気になれなかったり、止めたり巻き戻したりするのが面倒な場合もあります。

ですが、自分の興味があるものの動画だと、頑張って聞こうと思え、モチベーションが維持できるため苦にもなりません。

サッカー用語は少し特殊なものもあるので、そのサッカー用語を聞く為にも、サッカーの動画などは意識的に見ています。

 

また、自分の好きなサッカーチームであるセビージャの応援歌は、よく聞いています。(笑)

友達にこれ言ったときには引かれましたが(笑)、私自身は凄くテンションも上がるので。

下の動画は、私の好きなセビージャのSD。世界的に有名なモンチさんというスカウトのお仕事をしている方のインタビュー動画です。こんなのを聞いています。

4.勝手にスペイン語に翻訳

日本人がスペイン語を話すときには、

「日本語→スペイン語(日本語で考えて→スペイン語を言う)」・「スペイン語→日本語(スペイン語を聞いて→日本語で考える)」

の工程を頭の中でして会話をしていくでしょう。

会話に慣れてくると「スペイン語→スペイン語」と考えられますが。

自分の言いたいことや考えは、慣れている日本語で最初に考えてしまうので、「最初からスペン語で考えること」を頭の中で行うトレーニングをしなければいけません。

 

そこでやっているのが、自分で勝手に翻訳をすること。

その内容とは、日本人の人が話をしている時に、その人が言っていることを一人でにスペイン語に翻訳することです。

もちろん、誰かと2人で会話をしている時などにはそんな余裕はないので、誰かが何人かに向けて話しているときなどに、「スペイン語だったらこう言う」ということを頭の中で勝手に考えて黙読しています。(少しは声に出てしまっているかもしれませんが笑)

早く訳していかないとどんどん話が進んでいけないので、スペイン語を考えるスピードも自然と早くなりますし、自分ではあまり言わない単語や言い回しをスペイン語で考えることになるので、良いトレーニングになっているなと感じます。

 

5.すぐに調べる

私は、日常からなるべくスペイン語を見るように、そして自然と見られる環境を作っているようにしています。

TwitterやFacebookでも、スペイン関係の記事や投稿を見られるようそのアカウントをフォローしていますし、インターネットで調べものをする時にもスペイン語で検索したりすることもあります。

そんな時に、出てくるのが知らないスペイン語の単語…

それらを見つけたときには、すぐにこまめに調べるようにしています。

単語以外にも、別の意味で使うことのある熟語・成句も、使ったり聞かないとわからないので、よく調べるようにしています。

 

私がスペインで生活していた時から愛用している辞書は、「プログレッシブ スペイン語辞典」

載っている単語数も多く対応する英語も記載しているのでスペイン語初心者にも分かりやすく、実際に使いやすい例文も多いため実践もイメージしやすいです。

スペイン語を学ぶ多くの方から”引きやすく、使いやすい”と愛され続けてきた『プログレッシブ スペイン語辞典』は、発売から15年を経た今日も、コンスタントに売れ続けているロングセラー商品です。見出し語はスペイン語の学習に十分な2万5000語を収録。

6.日記を書く

私は、1日の最後にスペイン語で日記を書いています。

これは、スペインでスポーツトレーナーとして活動している日本人の友人がスペイン語の勉強のためにやっていると聞いたので、自分も真似して最近やり始めました。

その日に起こったことをこと細かく書くので、スペイン語の勉強としてももちろん良いです。

また、自分の目標や人生についても冷静になって考えるような時間になります。

 

スペイン語を勉強するのは

他に私が試してみた方法としては、自分の携帯の言語設定を日本語からスペイン語に変えた事もあります。

スペイン語を目にする機会がとても増え、良い勉強にはなっていましたが、アップデートの説明などのややっこしい説明が全てスペイン語になって訳分からなくなったので、日本語に戻しました。

 

私はスペイン語の能力工場のために、普段から意識的に色々とやっているつもりですが、それでも日本はスペイン語を使わなくても生きていけてしまいます。

日本は日本語だけしか使わずに生きていけてしまう国なので、スペイン語と触れる機会が減りスペイン語力も低下してしまいがちです。

 

スペイン語を勉強する」ことが目的になると、あまりモチベーションも上がりませんし何のために勉強をしているのかと意識も下がります。

重要なのは、目的を設定し明確化することだと思います。

それは私がスペインで生活を始めた18歳のときから感じました。

 

私の場合ですと、「スペインで最上級のライセンスを取得し監督になること」が目的なので、「スペイン語を勉強する」ことは、目的ではなくて1つの過程です。

過程なので、“やりたいこと”ではなくて、“やらなくては話にならないもの”です。

 

このような考え方はモチベーションを上げる上でも大切だと思いますが、正直日本にいるとギャップもあり見失いそうになることもあります。

私は、昔勉強していたスペイン語のノートやライセンス学校のノートを見ると、自分の目標を再認識でき、モチベーションも上がります。

 

自分のスペイン語のレベルにはまだまだ低いと思っていて全く満足していません。

あまり使わないスペイン語の単語などが出てくるスピードが遅くなっていると感じることも多いので、私ももっと勉強を頑張ります。

ご覧いただきありがとうございました。

私の夢と目標について。好きなサッカーを職として目指す21歳

2019.02.28




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