こんにちは、TETSUです。
スペイン人の方とお話していると、嬉しいことに日本に興味を持ってくれる人も多く、日本の事をいくつか聞いてきてくれたりしてくれます。
そこで、
と聞かれる事も多いです。
そう聞かれたら、私は、
と答える事が多いです。
スペインのトイレは汚い
日本とスペインでは、当たり前ですが異なる点はたくさんあります。
日本での常識とスペインでの常識は全く異なります。
言葉も、人柄も、料理も、文化自体全てが違うので異なる事はいくつでもあるのですが、それでもスペイン人と話をしている時には、私は「トイレ」と答えたくなってしまうほど、スペインのトイレは日本と全く異なります。
そのトイレでの違いは何かというと、「トイレの汚さ、トイレの設備」です。
もちろん日本でも県や地域やどこの施設にあるトイレかによっても差はありますが、日本のトイレはどこもとても綺麗であることが多いですが、スペインのトイレは汚いです。
私が初めてスペインに来た時に、スペインでトイレを使おうとしたら、どこも汚すぎたのは衝撃的でした(笑)。
スペインの文化的なものなのでしょうがないのですが、スペイン人の清潔の概念と日本人の清潔の概念が違うという事もあるでしょう。
私は日本の東京都育ちなのですが、町中にあるトイレでも、綺麗に汚れが拭き取られており、電気の光は明るく、トイレットペーパーも予備も含めてたくさん用意されており、ウォシュレットがトイレに付いているのはほぼ当たり前で、手洗い場には自動で石鹸や水、そして時にはお湯が出たりするトイレもあります。
また、入った時に自動で電気が付くトイレや、自動で便座が開くトイレ、使用後には自動で水が流れて綺麗さっぱり流してくれる機能もありますね。
ビルやデパートの中などのトイレだと、便座の上に被せる用のペーパーや便座を拭く為の消毒液や、赤ちゃん用のオムツ替えが出来る台、トイレで着替えが簡単に出来るように台座が個室の内側に設置されていたりと、とにかく日本のトイレは素晴らしいの一言です。
コンビニなどの、誰でも気軽に使えるトイレでも、十分満足できる設備と清掃がされている事が多いと思います。
ですが、スペインのトイレには、これらはほぼ全てが該当しません。
逆に、これから無いどころか更に悪いケースも多いです。
バルや駅などのトイレでは、汚れと匂いが残っているのはほぼ当たり前で、日本人からしたら汚いという印象を持つ人が多いでしょう。
また、トイレにトイレットペーパーが無いことはしょっちゅうですし、トイレに便座自体が付いていない事も多くあります。
トイレの便座が無い場合には、空気椅子状態で用を足すしかありません。
トイレの床が水浸し、トイレの鍵がしっかりと閉まらない事も日常的。
このようなトイレの違いをスペイン人に説明したり、日本のトイレの写真をみせたりするととても驚かれます。
スペインには、どこにトイレがあるのか
日本には、ほぼ全ての電車の駅もトイレがありますし、町中にいくつでもあるコンビニにもトイレはあって常に綺麗に清掃されています。
ですが、スペインの場合だと町中のどこにでもトイレがある訳でもありません。
地下鉄などの駅にもトイレがないことは多いですし、観光地の周辺には仮設トイレがあったとしても、有料の場合もあります。
そこで、スペインで主にトイレのある施設というと、デパートの中です。デパートや百貨店のトイレの清掃状態は他の場所と比べるとしっかりしている事が多いのでオススメです。
その他には、新幹線の駅や空港にもトイレはありますが、多くの人が使用をする事もありそこまで綺麗ではありません。
また、スペインの街中に多くあるバルにもトイレはありますが、何も注文せずにトイレだけ使用するのはマナー的に相応しくありませんので、その際には1つ何か注文をしましょう。
マクドナルドやバーガーキングなどのファーストフード店にもトイレはあり、何も注文せずにも使用が出来ますが汚い事が多いです。
日本では家でトイレに行っておこうが、町中でトイレに行こうが特に関係はないと思います。
ですが、スペインでは町中にあるトイレはどこも汚いですし、トイレが沢山あってどこも使いやすい訳では全くないので、極力ホテルや家などのトイレで用を済ませてから出かけるようにするのが必須でしょう。
また、スペイン市内を観光中に、もし駅やデパートなどで綺麗そうなトイレを見つけたら、そこで用を足しておくのも良い手段でしょう。