スペインの歯医者に行ってきた話。保険が効かない不安と共に…

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既に数ヶ月前の話にはなりますが、初めてスペインの歯医者に行ってきました。

スペインにも日本と同じように多くの歯医者がありますが、少なからず日本とは異なることがあります。

スペインの歯医者

誰もがそうだと思いますが、歯医者に行きたいなんて人はあまりいないと思います。

私も歯医者なんて極力行きたくはないですし、日本の歯医者ならまだしもスペインの歯医者には行きたくはありませんでした。

というのも、スペインの歯医者は保険が効かない場合が多いです。

保険に入っていて通常の病院では保険が効いても、歯医者の場合ではそれが効かなく、その分高い治療費がかかる事があります。

また、スペイン人の性格は日本人とは大きく異なります。

スペイン人は適当で気分屋(良く言えば楽観的)の人が日本人に比べても多いです。

もちろん人によっても異なりますが、そのような人にはあまり治療をされたくはないと思っていました。

スペインの歯医者の技術は日本よりも発達しているという話も聞きますが、それでも不安要素が大きかったです。

 

歯医者に行く経緯

それでも私がスペインの歯医者に行く決意をしたというのは、奥歯の辺りが痛かったからです。

その時の私は19歳で、親知らずをまだ抜いていなかったので、親知らずが痛んだのだと思っていました。

 

ですが、高いと思われる医療費を払いたくはなかったので、我慢をしていましたが、1~2週間も痛みが続いたので、とりあいず歯医者に行って予算や歯の状況を確認してもらうことにしました。

 

その歯医者は、知り合いの人から相談してもらった歯医者です。

スペインではこのようなコネは重要。

 

歯医者に行く当日

予約をして、その当日歯医者に行く準備をしていました。

ですが30分くらい前に、いきなり電話が来て、「今すぐ来たらすぐに診察できるから今来て」と歯医者さん側から連絡が来て、すぐに向かうことになりました。

日本ではこんな連絡してくることはないですよね。

彼らの優しさなのか、ただ単に早く終わらせたかったのかは分かりませんが、スペインらしいです(笑)。

 

事前に、診察だけで治療の予算を教えてもらう内容ということで、この診察だけで20ユーロというのは事前に確認済みです。

歯医者に入ると、まずは日本と同じように受付で診察用紙のようなものを書かされました。

服用中の薬はあるか、心臓器官に以上はあるか、薬で異変の起こることがあるか、など…

特に全てに該当はしなかったので、その欄にチェック。

紙への記入が終わったら、個室の診察室に移動しました。

スリッパなどには履き替えずに、靴を脱いで台に仰向けになります。(日本と同じような台)

ちなみに歯医者には、ラテン系の陽気な音楽がBGMとして流れていました。

日本ではもっと静かでゆったりとしているBGMが普通だと思いますが、流石スペインらしいBGMですね。

自分の歯を診察している医師の方も、診察をしながらBGM似合わせて鼻歌を歌っていたので、ちゃんとやっているのかとても不安になりました(笑)。

 

結局診察が終わると、歯の痛みは親知らずが原因ではなく、奥歯の虫歯が原因でした。

いつも念入りに歯を磨いていたつもりでしたが残念。また、日本で治療をしていなかったことを後悔。

その後、レントゲンを取るか聞かれたので、取ることにしたのですが、その後に説明を受けている時に、「すぐに治療をしないとヤバイぞ!」みたいな感じで医師たちから強く言われたのですが、とりあえずその日は家に帰り、考えてから後日また連絡すると伝えて帰りました。

 

そして、その日の料金は、事前から伝えられていた診察料20ユーロ、レントゲン代20ユーロの、合計40ユーロでした。

 

その後

確かに歯の治療はすぐにしたいのですが、保険がないこと、治療費の予算を出してもらったのですがそれが高いこと、スペインの歯医者に対する不信感から、決断はあまりできませんでした。

これなら一度日本に帰って治療をしたいとも考えたのですが、そんな時間はなかったので日本には帰れません。

両親などと相談をしつつ迷っていたのですが、数日後には歯が全く痛くはなくなりました。

それから数ヶ月経った今まで。

結果オーライ的な感じですね。もちろん、日本に帰ったらすぐに治療をします。

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2018.05.16

ご覧いただきありがとうございました。




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