セルタvsAマドリード、サッカー試合分析。スペインの戦術方法

セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方 18 19




こんにちは、TETSUです。

 

スペインサッカー、リーガ・エスパニョーラ 201819シーズン。

第3節までが終了して、単独3位にいるチームは、「セルタ・デ・ビーゴ」です。

 

まだ3節しか終了してはいませんが、1位のバルセロナ、2位のレアル・マドリードに次ぐ順位です。

 

第1節 セルタVSエスパニョール 11△

第2節 レバンテVSセルタ 12○

第3節 セルタVSアトレティコ・マドリード 20○

 

と、ここまで2勝1分。

今シーズンのセルタは全く悪くはないスタートをきりました。

 

元々私が少し好きなチームでしたし、今回は「セルタ・デ・ビーゴ」について試合分析をしようと思います。

試合分析含め、今シーズンのセルタはどのように戦っていくのか…という内容についてです。

セルタのシステム

今シーズンのセルタは、何人かの主力がチームから去ってしまってスタートしました。

DFのジョニー、セルジ・ゴメス。MFヴァス。FWボルハ・イグレシアス。

 

ですが、もちろん新戦力も加わり、早くも活躍をしている選手もいます。

下の画像がセルタのシステムです。セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方

今シーズンのセルタは、新たに監督として就任したアルゼンチン人のアントニオ・モハメド監督の元戦っています。

 

システムは、「1-3-4-3」です。

他チームが警戒しなくてはならない選手としては、セルタのダブルボランチがまず挙げられます。

特に、14番のロボトカは良い選手で、簡単に1,2枚の相手選手を剥がせます。攻撃にも守備にも貢献ができ、サイドでのプレーもできるようで万能型です。

同じくそこで一緒に組んでいる8番のベルトランは守備型で気の利く選手なので、ロボトカとボランチを組んでいて安定しています。

また、3人のFWはそれぞれ良さがあり、チームにフィットしているように見えますし、得点力もあります。

 

チームとして選手たちのポジションは攻撃時も守備時もこのような形を保っていますが、状況に応じて各ポジションの選手が入れ替わる事もあり、状況によっては4バックへの可変式でもあります。

このことについては後ほどご説明します。

 

セルタのオフェンス面

セルタの攻撃は、ボールポゼッションからのサイド攻撃が基本で、可能であればカウンターを仕掛け素早く相手ゴールまで攻め込みます。

 

ボールを奪ったら、DF3枚は適度に広がり、サイドの2人はライン際まで広がって幅を作りますが、横に広がっても縦への意識を持っており、スピードに乗って縦へ早く攻撃をする意識も持っています。

ダブルボランチの2人は、少し前後でギャップを作り、14番ロボトカは積極的に前に行きますが、その場合8番ベルトランはリスク管理として少し下がり目のポジションを取ります。

11番シストのポジションは左のFWですが、運動量のある彼は右から左へと自由に動きボールに関わります。

それによって、残りのFW2枚は中央と左にチェンジすることや2トップ気味になることもありますが、基本はシステム通りのポジションニングで、前線に1人が残っているのは変わりません。

下の画像はセルタの選手の大体のプレー範囲です。

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 シストのポジションニングによって他2人の形が変わる事については、カウンターのときでも同じです。

 

 

アトレティコ・マドリード戦の前半9分のプレー。

GKのアルバレスがボールキャッチし、シストにパスをしてカウンターをしている際。

サイドの2人もいると前への厚みが増しますが、このプレーでは後ろにいるため間に合っていないので、FW3枚での攻撃になっています。(この他にもセルタのカウンターはFW3枚での事が多かった。)

スピードのあるシストがボールを受けてドリブルで前線に運びます。

この時、前に残っていたイアゴ・アスパスとマキシ・ゴメスは1人ずつ両サイドに広がり、パスコースをしっかりと作っているので、ボールのスピードを落とさずに相手ゴールまで攻められました。

このようにカウンターでもポゼッションをしているときでも、臨機応変に選手の位置を変えられていました。

下の画像です。 セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方

 

相手が下がって引いている状態でのビルドアップでは、両CBのアラウホとロンカリアはドリブルで前に運び、パスコースを探すプレーも行います。 

他には、FWのシストが下がってボールを受けた事によってできたスペースに、左サイドの25番アロンソや14番ロボトカ、10版のイアゴ・アスパス。

セルジ・ゴメスが引いてボールを受けることによって作ったスペースに、周りの選手が入ってきてボールを呼んでいたプレーも目立ったので、ポゼッションをしつつ相手の守備の間を付いて攻め込むのもチームとしての1つの狙いでしょう。

つまり、ポゼッションをしながら前進し2列目がボールを持ったら、サイドやFWの選手が斜めに抜けて、相手のDFラインを突破する狙いも全員があります。

 

 

ボールポゼッションをしながら攻めていくという狙いのあるセルタですが、あまり効果的に相手ゴールには接近できていない印象を持ちました。(もちろん前節はアトレティコ・マドリードが相手で、彼らの守備レベルの高さもありますが)

逆に、ときより実行していたカウンターの方が得点への可能性も感じ、チームには合っているように感じました。

 

ですが、アトレティコ・マドリード戦での、65分のセルタのビルドアップで、ポゼッションをしながら相手ゴールまで行けることもわかりました。

この試合では、アトレティコ・マドリードが引いていて、セルタが本来パスを回したい相手のDF,MF,FWの間にスペースないと、ポゼッションをしながらの攻め込む良い形がそこまでなかったのですが、セルタが2点を先制して相手がプレッシャーに来るようになりスペースが出来ると良い運びが出来ていました。

下の画像です。

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GKと2CB(この状況でのセルタは変則の4バックにしており、両サイドバックは広がっている)でボールを持ち、アトレティコ・マドリードの2トップはハメに行っていますが、MFが連動出来ていないために、セルタのダブルボランチは大きなスペースを持っています。

この2人の関係性はビルドアップ時のパス交換のときでも良いので、この2人から、サイド、前へと、ボールを運べて攻め込めました。

このように、相手が前からプレスに来たら、セルタはポゼッションからの攻め上がりという狙い通りのサッカーがしやすいでしょう。もちろんボールを失うリスクもありますが。

 

セルタのディフェンス面

セルタの守備時のポゼッションニングは、システム通りの「13」あるいは、「13」のような形が多いです。

そして時々、「12」にもなりますが、それについては後ほど。

 

セルタのプレッシャーについては下の画像です。  セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方

アトレティコ・マドリード戦、特に前半ではアトレティコのSBがそこまで高い位置でもなかったので、セルタの3FWの両サイドは少し中に寄って対応していました。

FWはボールを奪われてプレスを開始した位置のポジションに入ったまま、スライドをするので、選手の位置が入れ替わっていることもありますが、三角形は基本的には崩しません。

セルタの4人のMFは、そのまま両サイドが下がり、ボランチの2枚のみが中央に残ります。

もちろん中盤が2人では厳しいので、サイドには両サイドが出て対応したり、運動量の多いシストが下がって中盤に加わり、3人でボールサイドにスライドしたりもします。

その時は、各選手が各スペースを意識している感じがありました。(サイドは中に行きすぎず、中はサイドに行きすぎないような)

 

引いた際のセルタはこのようなプレッシングで、最終ラインにもあまりスペースを作りません。

1つ穴だと感じたのは、セルタのCBのスピードです。特に中央の22番カブラル。

今年で33歳になるようで、対人はジエゴ・コスタにも全く引きを取らない程でしたが、スペースがある中でカウンターを受けて相手がスピードに乗るとピンチになるでしょう。

 

セルタの変則4バック

既に何度か、「セルタは状況によって3バックや5バックから4バックへの変則になる」と記載しました。

その通り、守備時にも攻撃時にも、4バックになる場合があります。

その時は、「右サイドが上がり、左サイドが上がる」イメージです。

下の画像です。

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CBの24番ロンカリアは前へのプレーも出来る選手です。2番ウーゴ・マージョとポジションチェンジをして、プレーを続けていた時間もありました。

なので、彼が右SBに入り、左サイドの25番アロンソが下がって左SB。11番シストが下がり12を形成していました。

 

ですが、セルタの基本は3バックです。

いつこの4バックをチームとしてやるのかは、チームとしてあまり明白に決めていないようにも感じる程に、状況に合わせて行っていると私は感じました。

 

私が分析した限りでは、

・人数をかけて相手をずらし得点に結ぶ為や、サイドを有効に使う為

・勝っていて失点をしたくない状況や、相手のポジションニングに合わせて

 

攻撃と守備で、それぞれこのように思います。

 

まずは攻撃をしている時に、12になっている画像から。

セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方

この時は、セルタが勝っていますが、両サイドが2人ずつになり、12を通り過ぎて「2DF、4MF、4FW」になっています。

この時には、サイドが前に出てアトレティコのSBを後ろに下げさせて、空いたサイドのスペースを有効に使ってポゼッションする為でしょう。

 

続いて、守備をしている時に、12になっている画像です。

セルタ アトレティコ・マドリード スペイン リーガ・エスパニョーラ サッカー 試合分析 メンバー 試合 スタメン オフェンス ディフェンス 戦い方 戦術 詳しく やり方

この時もセルタが勝っている状況で、綺麗に42のラインを形成しています。

この辺りの時間は、アトレティコの左SBフィリペにウーゴ・マージョがついており、フィリペの位置に寄って、4バックか5バックかが変わっていました。

画像のシーンのようにフィリペが下がり目だと4バック。前に来ているとウーゴ・マージョはDFラインに加わり5バック。

なので、先程記載したような、「相手のポジションニングに合わせて」という意味です。

セビージャVSレアル・ベティス、サッカー試合分析。スペインの戦術

2018.09.03

セルタは現在3位でリーガを好スタートしましたが、まだ3節しか終了していないので他チームとの勝ち点もほぼありませんし、一概に良いとも言えません。

ですが、試合を見てみると面白く、期待のできるチームだという印象です。EL出場権獲得も狙えるのではないのかと感じました。

今後のセルタのサッカーにも注目をしていき、試合を見たらまた試合分析をしようと思います。

 

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ご覧いただきありがとうございました。




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