スペインの子どもたちの恵まれたサッカー環境、コートや試合や練習

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こんにちは、TETSUです。

 

スペインではサッカーが日本以上に人気があり、サッカーをプレーする環境も日本以上に充実しています。

スペインでは子どもの年代からカテゴリーやレベルがしっかりと分かれたチームで、プロと同じように1シーズンのリーグ戦を戦い、サッカーの戦い方を学び、サッカーの公式戦にも慣れていきます。

スペインでは子どもの頃からサッカーが生活の一部にもなっている人が多いです。

サッカーをやっている子ども達は、みんなクラブチームに入り長いシーズンを戦いますが、そこでのサッカー環境がとてもしっかりとしています。

スペインのサッカーという文化、日本との圧倒的な差

2018.05.09

サッカーグラウンド

スペインの子どもたちは各クラブチームに入っており、そのクラブチームの中にも多くのチームがカテゴリーとレベルで分かれています。

そして、どのチームでも数ヶ月にも及ぶ長い1シーズンのリーグ戦を戦います。

その内容に関しましては、「スペインサッカーの育成年代のカテゴリーと子どものリーグ戦、公式戦」でご紹介していますので、よろしければご覧下さい。

 

どのサッカークラブでもサッカーのグラウンドを持っているのですが、どこのクラブでもピッチは人工芝です。

土のグラウンドのクラブチームもまだ少しはありますが、ほとんどのクラブチームが人工芝のグラウンドであり、近年人工芝のグラウンドが増えています。

スペインの子どもたちは幼い年代からでも、そのような人工芝のグラウンドで日々の練習と試合を行います。

日本では対象的に、土のグラウンドが多いでしょう。

また、どのグラウンドでも大きいナイター照明が付いているので、夜の時間帯での練習や試合でも全く問題はありません。

グラウンド横には、お酒やコーヒーや軽い食事などができるバルと、試合を観るための座席も基本的にはどのグラウンドにあります。

なので、選手の保護者の方々やチーム関係者などでグラウンド周辺が賑わっている時間は平日と週末問わず多いです。

 

サッカーの試合の時

先程に説明をしたグラウンドの設備の他にも、しっかりとしたロッカールーム(更衣室)も全てのグラウンドには完備されています。

もちろん1つや2つではなく、多くのチームが来ても問題が無いように少なくても4つ以上はどこのグラウンドでもあります。

その広さや綺麗さはクラブによって異なりますが、ベンチ、シャワー、トイレなどはどのロッカールームにも最低限用意されています。

なので、リーグ戦の試合の時には、ホームとアウェイ関係なくロッカールームで試合の準備やミーティングを行い、しっかりとその日の試合に臨む事ができるのです。

また、審判専用のロッカールームもあります。

試合用のベンチもピッチ横にはしっかりとあり、日本のようにピッチの横に小さい仮設用の椅子が毎回置かれる事もありません。

ちなみに、試合中にはスペインの監督はベンチに座りませんが、選手たちは座ります。

スペインのサッカー監督は試合中にベンチに座らない、日本との違い

 スペインでは子供の年代からでもこのようなサッカー環境で、リーグ戦の試合(公式戦)を毎週戦うのです。

 

サッカーチームの監督

どのサッカーチームの監督も皆、スペインサッカー監督ライセンスを保持しています。

このライセンスを持っていないと幼い年代からどの年代の監督でも出来ませんし、逆にそのライセンスを持っていれば誰でもスペインで監督が出来ます。

サッカー監督ライセンスを持っているサッカー監督と言うことは、少なからずサッカーに対する知識を持っている訳で、スペインの選手たちはそのような監督と共に1シーズンを戦います。

育成年代のカテゴリーが2年ずつで分かれている通り、毎年チームの選手は変わりますし、チームの監督も変わります。

どの監督でも違うフォーメーションや違うゲームプラン、違う戦術を持っており、毎年異なる監督から異なるサッカーを教えてもらえる環境は、サッカーをしている子どもたちからするととても大きなメリットでしょう。

 

数年連続で同じ監督と共に戦うことはあっても、ずっと何年も連続で同じ監督と同じチームということは非常に少ないです。 

監督も選手もクラブを移籍する事は当り前ですし、監督もリーグ戦で結果を出せば上のカテゴリーを持て、結果を出せなければ上のカテゴリーへ上がっていく事は難しいですし、チームの監督が解雇される事も日常的にあります。

 

サッカーチームの練習内容

各クラブ、各チームによって異なりますが、練習は週に2~3回、1日1時間半(90分)で行われ、週に1回のリーグ戦が行われます。

練習メニューはもちろんチームの監督やコーチが考えるのですが、主に行われるのはチーム戦術(チームのプレーモデル)に沿った練習が行われます。

私自身も、スペインサッカーコーチングスクール(サッカー監督養成学校)で、そのようなテーマでの練習メニューを組むことを多く学びました。

 

基本は、チームのプレーモデルから練習メニューを決めます。

ですがそれと共に、次のリーグ戦での相手を想定した練習内容、前に行われた試合での欠点、チームとして不足している点なども含まれて練習メニューが行われます。

どの内容を重要視するかは、そのチームの監督次第です。

選手たちからすると、小さい年代からそのような練習メニューをこなしていくことが当り前となり、1シーズンでのリーグ戦の戦い方に慣れていきますので、自然とサッカーとの向き合い方を知っていき週末の試合にスタメンで出場する為にサッカーをプレーします。

スペインでのサッカー監督の仕事の流れに関しては、「サッカー監督がスペインでシーズンを戦う中での仕事。練習内容の設定」でもご紹介しています↓

サッカー監督がスペインでシーズンを戦う中での仕事。練習内容の設定

2018.09.08

ご覧いただきありがとうございました。

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